ロゴ

よくある質問

発酵について

  • Q

    肥料とは (有機肥料と化学肥料)どのようなものでしょうか?

    A

    有機肥料は動物の排泄物や植物、食料残渣などから作られた有機物を処理した肥料です。
    有機肥料は土壌中の微生物の餌となりますので畑の土の生物多様性を高める事に役立ちます。有機肥料を施肥し続けることにより土壌の生物多様性が高まり、土の健全な状態が保たれる為、結果として健康な作物が育つようになります。化学肥料とは科学的に生成されたものや鉱物から作られたものなどで植物がすぐに吸収できる状態の無機物です。植物の三大栄養素であるNPKなどを高濃度で含みそれぞれの割合も自由に調節することが出来ます。。化学肥料のみの施肥を続けると土壌中の微生物の餌が足りなくなり微生物のバランスが崩れ病原菌が増殖しやすい環境になってしまいます。有機肥料をバランスよく施肥することで植物の直接の栄養となるだけでなく土壌の環境を整える事ができ土壌の保水性、保肥性の向上、また微生物の多様性を促す事により植物の病害を減らすことも出来ます。

  • Q

    発酵処理の方法を教えてください

    A

    発酵処理を効率的に立ち上げる為には畜糞の状態をバチルス菌などの好気性微生物が好む環境に調節する必要があります。
    好気性微生物による発酵は酸素がある状態で多くのエネルギーを作り出し活発に分解処理を行いますので畜糞は空隙率を確保できる水分量に調節することが重要です。
    生の鶏ふんなど水分量が高い場合は、おが屑やもみ殻のような水分量の低い有機物と混合する事により水分量を落とし畜糞中の空気を確保します。十分な空気が畜糞の中に確保され微生物に酸素が供給される事で好気性発酵が起こり温度が上昇します。微生物による発酵熱は畜糞の温度を60度程度に上昇させ病原菌や糞に含まれる雑草種子等を死滅させることが出来るとともに高温にさらす事でたんぱく質等を分解しやすくします。

  • Q

    発酵処理とは何ですか?

    A

    有機肥料を作る際の発酵処理とは微生物の活動により畜糞に含まれる易分解性のものを分解する過程をさします。
    生糞をそのまま施肥をした場合、ハエの発生や悪臭の問題だけでなく生糞に含まれる易分解性の有機物が土中の微生物により分解されその際に高温やガスを発生し植物に悪影響与えることがあります。また生糞には大腸菌やサルモネラ菌などの雑菌が生息している為、サラダに使われる野菜等に使われた場合食中毒の危険が増加します。畜糞の発酵処理は好気性微生物の活動により行われ発酵処理中の畜糞は60度以上に発熱しその状態が20日間程度続きます。サルモネラ菌、大腸菌、ブドウ球菌などの病原菌は大体60度の温度に数時間置くことで死滅し、雑草の種子等も60度で2日間処理する事で発芽率をほぼ0%にすることが出来ます。十分に発酵処理をされた鶏ふんは衛生面からみても安心して使うことの出来る肥料となります。

  • Q

    なぜ発酵機が必要なのですか?

    A

    畜糞は家禽や畜産業にとって避けられないものです。しかしながら、発酵機の活用により良質な堆肥が生産でき、新たな収入源に変えることや公害を防止することへつなげることができます。さらに、国によっては家禽や家畜の排泄物を処理することは違法とされていますが、晃伸製機の発酵機はこのような問題の解決の一助となります。

  • Q

    発酵機での処理に適した廃棄物は何ですか?

    A

    晃伸製機の発酵機は畜糞・バイオ廃棄物・有機廃棄物など、さまざまな廃棄物に対応できるよう設計されています。さらに、農場から出る動物の死骸の処理にも対応できます。ただし、発酵機での処理に適さないものもありますのでご注意ください。(金属、プラスチック、鋭利な異物、加圧処理された木材、建築廃材など)

  • Q

    他社の製品と比較して晃伸製機の発酵機が優れている点はどこですか?

    A

    晃伸製機の発酵機の利用することで、温度が上昇し有害な病原菌を効果的に死滅させ、好気性発酵を行うことができます。また、原料が台形の形に積まれるよう設計されており、空気と触れあう面積が大きいことから発酵・乾燥に適しています。他社の発酵機と比べて短時間で効率の良い発酵ができることから、少ない敷地面積でも良い製品を作り出すことができます。また、採卵鶏の糞であれば最終製品の半分以上を自然に粒状化します。
    さらに、当社の機械は完全に自動化されており、オペレーターは不要となります。操作パネルも使いやすい仕様となっています。当社の機械は耐久性と耐腐食性を誇り、多くのお客様が何年も同じ機械を使用されるなど、その信頼性と寿命の長さは証明されています。

  • Q

    なぜ晃伸製機の発酵機で作られた最終製品は安全で病原菌の心配がないと考えられているのですか?

    A

    晃伸製機の発酵機は、有害な病原菌やバクテリアを効果的に死滅させ、高温を維持することができます。この工程を経てできた最終製品によって栽培された農作物は、高品質で安全な栄養素を得ることができます。

  • Q

    最終製品の形状を決定する要因は何ですか?

    A

    最終製品の形状は、使用する原料の種類によって異なります。発酵の過程で原料を細かく砕くため、均一に粒状化された最終製品を作ることができます。

  • Q

    高品質な製品ができるよう、晃伸製機の機械を最大限に活用したいです。

    A

    お客様の農場への定期的な訪問だけでなく、ご状況に応じて適切にアドバイスさせていただきます。お客様との緊密なコミュニケーションを維持し、課題が解決できるよう努めます。

  • Q

    発酵機の導入を検討している場所の土地の形状が一般的ではなく、発酵機を設置できるか不安です。

    A

    晃伸製機の発酵機はカスタマイズが可能です。お客様のご条件に合わせて設計をいたしますのでご安心ください。お客様のご状況をヒアリングし、専門的な視点でご提案をさせていただきます。

発酵機導入について

  • Q

    大容量を処理できますか?

    A

    晃伸製機の発酵機は、近年大規模化する畜産業から排出される、大量の畜糞の処理に適しています。毎日大量に排出される糞の処理は、畜産業で大きな課題となっております。処理方法が適切に行われていない場合、地下水の汚染や悪臭、蝿の大量発生などの環境問題を引き起こします。畜糞の発酵処理は、ショベルローダー等を使ったマニュアルの処理も可能ですが、処理量が膨大な場合は大変な作業となってしまいます。畜糞処理を自動化することにより、作業を簡素化し、大量の畜糞から高品質な発酵肥料を製造することが出来ます。
    自動運転が可能なため、人による作業は原料の投入と最終製品の搬出のみとなります。よって、一人のオペレーターが複数台の発酵機を管理することも可能です。また発酵処理中は微生物の活動によりアンモニアガス等が発生することから長時間の作業は大変ですが、機械を導入する事により格段に作業時間を短縮することができます。

  • Q

    発酵機による発酵処理とは何ですか?

    A

    微生物による発酵熱を畜糞の内部に保つことで微生物の活動を活発にします。この微生物の働きにより、効率的に短い期間で畜糞は高品質な発酵肥料へと変化します。短時間で易分解性の物質を分解し高品質な発酵肥料を作ることが可能なため、処理に必要な土地面積を少なくすることが可能です。

  • Q

    発酵熱による殺菌処理とは何ですか?

    A

    発酵機はピット内に投入された畜糞を1日1回から2回撹拌し、バクテリアに十分な空気量を供給する事により発酵を促進します。発酵処理は好気性微生物の働きにより行われ、発酵処理中の温度は微生物が発する熱により60度程になります。サルモネラや大腸菌などの病原菌はほとんどが60度の温度に数分から数時間置くことにより死滅するため、発酵処理された最終製品は安全に使用することができます。

VENUS 2.0

  • Q

    ケージ清掃ロボットVENUSにはどのような利点がありますか?

    A

    VENUSは、ケージ全体を効率的に洗浄するための自動洗浄ロボットです。人による洗浄時間を大幅に減少できます。また追加でガイドレールを設置する必要もありませんので、簡単に導入いただけます。

  • Q

    VENUSを導入するメリットは何ですか?

    A

    このロボットはガイドセンサーを搭載し自動走行・自律走行をするため、夜間でも洗浄作業を継続することができます。時間を効率よく活用できることから洗浄がより早く完了し、より早く次の入雛などを開始することができます。さらに、VENUSは洗浄作業に携わる人の数を減らし、別の業務へ労力を費やすことができたり、人件費の削減につながります。

  • Q

    VENUSの操作方法は?

    A

    VENUSはAndroidタブレットのアプリケーションで操作します。アプリの使用によりユーザーにて簡単に希望するプログラムの選択・カスタマイズ・設定を行うことができます。それによりロボットを効果的に制御、また現在の状況の監視を行いシステムへ指示します。アプリ自体も使いやすい仕様となっており、各データや洗浄プログラム、さらにはカスタマイズされた洗浄プログラムの作成機能へも簡単にアクセスが可能です。

  • Q

    鶏舎が満たさなければならない特別な条件はありますか?

    A

    機械本体がスリムになり、あらゆる鶏舎へフィットできるようになりました。VENUSは鶏舎・ケージの形状に応じて、洗浄の高さ・幅・ノズルの角度など調整することができ、洗浄プログラムとしても保存ができます。さらに「タグ付けシステム」により障害物を避けることや、通常とは異なる洗浄プログラムを行いたいエリアを指定することができます。

  • Q

    鶏舎の2階、3階の洗浄にVENUSは対応できますか? また、2階の中間通路での使用はできますか?

    A

    VENUSを鶏舎の2階や3階に設置できるようにするため、本体とホースリールを分離しました。
    VENUS本体の重さが約220kg・ホースリールが約200kgと軽量化し、鶏の移動時のラックよりも軽いため2階・3階の洗浄にも2階の中間通路でもご使用いただけます。

  • Q

    洗浄水圧はどれくらいですか?

    A

    晃伸製機のポンプは最大25MPaの圧力に達する能力を保持しています。鶏舎のデリケートな部分を洗浄したい場合は、高圧ポンプの圧力を下げることで洗浄できます。

SoilathⓇ Blender

  • Q

    混合肥料とは何ですか?

    A

    混合肥料とは、有機肥料と化学肥料を組み合わせた肥料です。

  • Q

    混合肥料のメリットは何ですか?

    A

    化学肥料は特定の栄養素の濃度が高く、一方で有機肥料はさまざまな栄養素を含みますが成分濃度に偏りがあります。両方の肥料を組み合わせることで、バランスの取れた栄養素をもつ混合肥料を作ることできます。有機肥料と化学肥料と組み合わせることで、有機物は養分を保持し、徐々に放出することから養分が失われるリスクが減り、植物の根による養分の取り込みが最適化されます。農家にとっては二度撒きの負担が軽減にもなります。

  • Q

    Soilath® ブレンダーの仕組みは?

    A

    土壌と有機肥料の分析結果、および混合肥料に必要なNPK含有量を入力すると、混合肥料を作るために必要なNPKの不足値を自動的に計算することができます。その後ブレンダーが自動的に化学肥料必要量の計算、有機肥料と化学肥料の計量・配合を行い、混合肥料を生産します。

  • Q

    肥料をカスタマイズできますか?

    A

    Soilath®ブレンダーは堆肥を有効活用し、収益を上げたい方におすすめです。堆肥を化学肥料とブレンドすることで、肥料の全体的な品質を向上させ、結果として販売単価を上げることができます。有機肥料や一般的な化学肥料よりも高く販売することが可能です。多品種小ロット生産ができるため、各農家の方の要望に沿ったカスタマイズを行うことで付加価値がついた肥料の生産を実現できます。

  • Q

    Soilath®ブレンダーを使用するメリット何ですか?

    A

    Soilath®ブレンダーは堆肥を有効活用し、収益を上げたい方におすすめです。堆肥を化学肥料とブレンドすることで、肥料の全体的な品質を向上させ、結果として販売単価を上げることができます。有機肥料や一般的な化学肥料よりも高く販売することが可能です。多品種小ロット生産ができるため、各農家の方の要望に沿ったカスタマイズを行うことで付加価値がついた肥料の生産を実現できます。

一次発酵(SoilathⓇシステム)

  • Q

    一次発酵とは何ですか?

    A

    発酵機に投入する前に一次発酵槽を使用し、含水率を調整し1次発酵をさせることです。
    これにより、発酵機での処理時の匂いの低減に繋がり、堆肥としても良い製品が製造されます。

  • Q

    一次発酵を省略することはできますか?

    A

    一次発酵は、高品質な最終製品を作るためには欠かせない工程です。当社のノウハウにより一次発酵槽を使用した場合、好気性バクテリアが活性化されることで悪臭の軽減、減量効果につながります。堆肥化プロセス全体の成功のためには一次発酵槽での適切な発酵が重要となります。

  • Q

    晃伸製機のSoilath®システムを導入するメリットは何ですか?

    A

    Soilath®システムのセンサーは、一次発酵槽の状態をモニターするために設計されています。高い感度と精度を持つセンサーから正確なデータを提供し、データは発酵が適切かどうかの判断の指標となります。データ化により、これまでは経験値により判断していた堆肥製造業務へ、若い方や経験が浅い方でも業務に取り組みやすくなります。
    さらにリモート設定機能により、農場から離れた場所でもブロアのON・OFFタイマー設定の変更ができ、一次発酵槽内の風量の調整が可能です。Soilath®システムの利用により、好気性バクテリアが活性化し、温度が上昇することで有害な病原菌が死滅します。堆肥化にかかる時間を短縮でき、品質の高い最終製品の生産へつながります。
    さらにはシステムを自動で制御することから電気代の大幅な削減も可能なほか、受信したデータを活用することで発酵効率の向上にもつながります。

  • Q

    Soilath®システムの操作は難しいですか?

    A

    簡単に操作できる仕様となっておりますのでご安心ください。まず、Soilath®センサー自体は軽量で持ち運びが簡単なため、発酵槽への移動も容易に行うことができます。またインターネット通信が可能な環境にあり、各センサーやブロアの電源が入っていることで、農場から離れた場所でも一次発酵槽をモニターすることができます。

  • Q

    受信したデータで何ができますか?

    A

    晃伸製機のセンサーから得られるデータは、発酵過程が好気性か嫌気性かの判断・温度変化の監視、それらの情報から必要な調整作業の決定に役立てることができます。当社のプラットフォームでは、データをグラフ化し、ブロアのタイマー設定が発酵過程に与える影響も見ることができます。さらに過去の記録はダウンロードして管理することも可能です。データの分析により、より良い発酵プロセスの発見にもつながるほか、データが残るため高温で発酵した製品という証明にもなります。

  • Q

    一次発酵に関する知識がない場合、どのように始めればよいのでしょうか? 

    A

    一次発酵を新たに導入されたい方、一次発酵での発酵が上手くいっていない方、一次発酵をより活用されたい方へは当社の技術チームが発酵過程のモニタリングや各種調整をサポートします。お気軽にお問い合わせください。