オーバルグロスは、鶏舎内の状況把握・管理改善をする為に、卵数を計るエッグカウンター、飼料計量器、温度センサー、水道メーターを組み合わせ、そのデータを一元管理することが出来る鶏舎管理用システムです。
ソフトウェア
各鶏舎に設置されるデータを管理するオーバルボックスは、各センサーから10分毎に自動でデータを集積し、集められたデータはオーバルボックス内に1ヶ月間保存されます。サーバーに蓄積されたデータは、グラフ化することにより過去の情報と簡単に比較することができます。また鶏舎内の情報をグラフにて確認する際には鶏のマニュアルも表示する事によりメーカー推奨の生産状態と実際の状態を簡易に比較する事も可能です。
アラーム機能
オーバルグロスはアラーム機能も備えており、収集したデータが標準より離れている場合、メイン画面にてお知らせします。オーバルグロスを使用することにより異常事態の早期発見に役立ち問題が発生した際も初期段階で把握することが出来ます。
週令表
オーバルグロスで集積したデータは日令ごと、週令ごとに一覧表で表示することができます。鶏舎の状態の詳細を把握する場合は日令表、新しいバッチを始めた際に過去データと比べる際には週令表などと使い分ける事により素早く状況を把握することが出来ます。
インターネット接続による遠隔管理
オーバルグロスはインターネットに接続することで、遠く離れている場所からも常に最新のデータを確認することができます。また、カメラを接続することにより、インターネット環境があれば鶏舎内の映像を確認することも可能です。
ハードウェア
オーバルグロスの特徴の一つに、各鶏舎に最大56個までのエッグカウンター(各段用)が取り付けられるという点があります。これにより、段毎の産卵状況を把握することができ、成績の悪い段を発見し対策を施すことができます。エッグカウンターには段毎の卵数を確認可能なラインタイプ(ELタイプ)とバーコンベアーに取り付け各列の卵数を確認するバータイプ(ECタイプ)があります。
飼料計量器
ロードセルを備えた、高精度な飼料計量器です。 風袋補正をしながら計量するため、従来のタンクスケールとは違い、飼料タンクに供給をしながらの運転が可能です。よって、鶏舎毎で消費される正確な餌の量を把握することができ、鶏の状態の把握に役立ちます。
事例紹介
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